top of page
All Posts


社会科学の方法
2026年4月25日 資本主義的労働過程 資本主義的労働過程・・・内田義彦、篠原三郎、田畑稔、大谷禎之輔 ふと点が線になる。それは楽しい読書。篠原三郎『現代管理論批判』(新評論、1978年)に「特殊歴史的」と「歴史貫通的」の区別が自然に使われている。元はと言えば内田義彦『資本論の世界』(岩波新書、1968年)から始まった用語である。内田氏から10年経つと、篠原三郎氏のみならず、かなり多くの論者に共有された跡がうかがえる。 篠原氏は、ただ用語だけでなく、内田氏の『資本論』の読み方にも内在している。例えば篠原氏は「労働過程が、資本の生産過程となることによって生ずる変化についての十分な展開は、第1巻第4篇の『相対的剰余価値の生産』のところで行われていると解釈する」と論じた。回り道をして一応第1巻第4編を見ておくと、第10章相対的剰余価値の概念、第11章協業、第12章分業とマニュファクチュア、第13章機械と大工業の全4つの章からなる。 第13章の大工業論は、かつて芝田進午氏が『人間性と人格の理論』1961年において、大工業とその資本主義的形態のあ

竹内真澄
6 日前読了時間: 20分


月刊『一望荒野』毎月25日に 論考とエッセイを出版。
誌名は、幸徳秋水『兆民先生』(岩波文庫、1960)緒言から得ています。 「想起す 去年我兆民先生の遺骸を城北落合の村に送りて荼毘に附するや、ときまさに 初冬、一望荒野(いちぼうこうや)、風つよく草枯れ、満目惨凄(まんもくさんせい)として万感胸にたたえ、去らんと欲して去らず、悄然車にまかせて還る。」(6頁) 兆民先生は1901年12月13日に満54歳で死去、このとき秋水は30歳であった。思いもよらないことであっただろうが、秋水はまったく無実であったにもかかわらず、国家のでっちあげで処刑される。兆民先生を見送ってわずか10年足らずであった。 2026年4月25日刊行『一望荒野』2026年4月 第9号 「成員・個別者・個体(4)」 第8号からのつづき 本号でこの稿は完結 おわりに もっとも初期のマルクスの思想から、本稿の主題を鳥瞰しておこう。『ヘーゲル国法論批判』(1843年)で、成員Mitgliederと個別者einzelneの関係はつぎのように書かれていた。まず「すべての市民社会の成員Alle Mitglieder

竹内真澄
6 日前読了時間: 174分


自分史的な出来事(日記風の個人史)
長く生きるのは捨てたもんじゃない
小椋佳のこと
肚が座らぬ日本
西洋マルクス主義への批判
クロポトキンはレーニンに会った
思想の促成栽培
思想は原則的に、行動は節度をもって
過労死をどう考えるのか
ジョレスとデュルケムの死の意味
『東京物語』の紀子の台詞
漱石の自筆原稿の「嗽」のこと
分裂病と近代
UNLEARNって知っていますか
福沢諭吉の近代主義を考える

竹内真澄
4月3日読了時間: 35分


月刊『一望荒野』毎月25日に 論考とエッセイを出版。
第8号 成員・個別者・個体 (3)
第7号 成員・個別者・個体 (2)
第6号 成員・個別者・個体 (1)
第5号 東西近代史の同時代人
第4号 デュルケムの植民地主義 冒頭
第3号 カテゴリー生成史
第2号 河上肇と夏目漱石には差異がある
創刊号 人間の遂行能力(コンピテンス)

竹内真澄
3月25日読了時間: 165分


問い返される日本史像
丸山眞男の思想史的達成とは何か
西洋が武家社会を完成させ、存続させ、そしてついには破壊した

竹内真澄
1月17日読了時間: 12分


竹内真澄 全仕事
1980年から着手した仕事の全項目を整理し、折にふれて更新します。 <資 料> 竹内真澄 業績リスト ──1980年~2025年9月── 単著 1.『福祉国家と社会権 デンマークの経験から』晃洋書房,2004年 2.『物語としての社会科学 世界的横断と歴史的縦断』桜井書房,2011 年 3.『諭吉の愉快と漱石の憂鬱』花伝社,2013年 4.『社会学の起源 創始者の対話』本の泉社,2015年 5.『近代社会と個人─<私人>を超えて』御茶の水書房,2022年 6.『坊っちゃんの世界史像』本の泉社,2024年 7.『思想から見た西と東 西洋思想史のアジア論的転回』本の泉社, 2024年 8.『思想から見た社会学の歩み 20世紀社会学小史』(仮題)2026年出 版予定 編著 1.『水田洋 社会思想史と社会科学のあいだ 近代個人主義を未来へ貫 く』晃洋書房,2015年 2.『石田雄に聞く 日本の社会科学と言葉』本の泉社,2015年 3.『京都自由大学のひとびと』京都社会文化センター出版局,2012年 4.『京都自由大学って、なあに』汎工房、2025年 共著

竹内真澄
2025年12月16日読了時間: 20分


たった一つの地球人の思想史
日本に生まれたからこそ書ける世界史がある

竹内真澄
2025年9月18日読了時間: 11分


ショート・ショートのおもひで
13歳のある日の出来事 ぼくの少年時代は、小学校と中学校とで、別々の世界だった。 小学校時代は、快活で、明るく、光にあふれていた。とくに、人を笑わせることと 野球、ドッジボール、サッカーなどで、自分で言うのもなんだが、ちょっとした人気があった。野球はピッチャーかショートだ...

竹内真澄
2025年8月29日読了時間: 5分


書評 書いたり書いていただいたり
本を読むことはとても楽しい。ぼくの単純な頭に、もう一人の頭がプラスされますから。 そしたら、いつ、なんどき、どこにいても、同行二人でおしゃべりしながらやっていける感じになります。 2023年3月10日 全国唯研Newsletterに掲載された『近代社会と個人 <私人>を...

竹内真澄
2025年8月23日読了時間: 3分
bottom of page





